こけ楽施工法

こけ楽 完全マニュアル

新規立ち上げ・リセットにかかわらず水槽面をしっかり磨きます 水槽以外に施工する場合も同様です

また、水槽ガラス内側だけでなく、外側、底面、蓋(表裏)、ポンプ、フィルター(外部・水中)、エアーチューブ、パイプ、シリコン/プラスチック部品、キスゴム等 にご使用ください。

水中のものは水流で防汚され、水槽外のものは汚れが落ちやすくなるだけでなく静電気防止になるのでホコリ等がつきにくくなります。

紙、布、生木、スポンジなど、水が浸み込むものにはコーティングできません。

油脂汚れが残っていると油脂の分子が水槽ガラス面の表面や細孔( 0.3~0.5ミクロン:油脂とほぼ同じ大きさ)を塞いでしまい、こけ楽に含まれるシリカ微粒子が入り込まなくなります。

新規に水槽を立ち上げる時でも工場出荷時の油分が残留していますのでマイクロファイバークロス等でふき取る等しっかり磨いてください。

タオルに含まれる油脂や手指の油脂の付着にも注意してください。

クロスのケバは塗布した際のムラの原因となります。

三角定規や専用のコケ取り道具、メラミンスポンジも効果的ですが、細心の注意が必要です。

どうしてもアクリル・プラスチックの場合はキズが付きますし、こけ楽すると水槽内がくっきり美しく見える反面、ガラスのキズは目立ってしまうかもしれません。

少なくともコケや汚れ落としの際、その隙間に砂や固形物が挟まると傷になりますので要注意。

お急ぎの場合、簡単に済ませたい場合(コケ防止効果期間は短くなります)は 塗布前の洗浄は簡単にすませ、濡らして絞ったファイバークロスにこけ楽を塗布し、汚れやコケをぬぐい取りながら圧をかけて擦り込んでいく方法でも構いません。汚れをこけ楽によってからめとることができます。

特にガラス水槽の場合、前処理をしっかり行うことによりこけ楽の耐久性を最大に引き出すことが可能になります。

こけ楽は市販の水槽に少し手を加えるだけでぐっとメンテナンスが楽になり、より良いアクアライフを楽しむ事ができる楽しい商品です。

本格的に防汚効果の持続力を高めるためには工具を使う等しっかりと前処理その他(※)を行えばいいのですが(特にガラス水槽)、「追いこけ楽」をすることでもどんどん効果が持続しますのでお好きな方法でお楽しみください。

※ こけ楽特注品を使用する事があります。

こけ楽の最大の特徴は「生体に無害」です。

塗布前の前処理で生体に影響がでてしまっては意味がありません。

コケや汚れ・油脂の除去には薬剤はつかわないようにしましょう。

新規立ち上げにしても前処理の際には充分に気を付けてください。

マイクロファイバークロスを濡らした後固く絞り本製品を少量つけて水槽面に薄く広く擦り込みます。

おすすめは、平織タイプのマイクロファイバークロスをご使用いただくのが使用上楽で効率的です。 

タオルタイプのマイクロファイバークロスでもできなくはありませんが、より効果的です。

眼鏡拭き用のマイクロファイバークロスでも代用できます。

塗布前の磨き、塗布、余剰分溶剤の拭き取りの三役に使用できますので便利です。

小さめに切ったものが使いやすいですね。

ケイ素と酸素(Si-O)の平均結合長は 0.16222ナノメートル(nm)。それらを含んだジェル(水を加工したもの)をガラス表面に練りこむことによりケイ素微粒子が凹部や細孔に溜まっていきます。

クロスは水槽面に密着させシリカ(ケイ素)微粒子が凹凸内部に少しでも多く入り込むように若干の圧をかけます。

こけ楽は分厚く塗ればいいわけではありません。

膜厚は30~50ナノメートル( 0.00003ミリ)ですので薄く広く広げていきます。目安は米粒大のこけ楽で大人の手のひら大まで広がります。

ポイントは厚く塗布するよりも、マイクロファイバークロスの先端でガラス内部にこけ楽内部のシリカ微粒子を入れ込んでいく事を意識してください。

クロスがガラス凹凸の奥深くまで入り込む事によって残っていたコケ等の汚れもこけ楽でからめとることもできます。

 

水槽面全体に広げ、目視でムラが見えなくなるまで薄く塗りこみます。

こけ楽を全体に塗布できたらマイクロファイバークロスを洗い、最初より若干多めに水を含ませてジェルをふき取りながら薄く広げていきます。途中霧吹き等で水をかけてさらに拭き取ります。

ムラがみえなくなるまでジェルをふき取ります。

シリカ微粒子は凹凸に入っていればアンカー効果でしっかり内部で固定されますので拭き取っても取れてしまう事はありません。

表面では図の様に多数の突起が形成されます。

塗布の度に次項のチェックをおこない、確実にすすめてください。

こけ楽がうまく施工されるとこのような無数の突起がガラス表面に形成されます。

これらの突起は空気中でも水分を取り込み薄い水膜を形成し、その突起の間隔が狭いことから汚れの大きな分子はこの中に入ってこれません。

親水性の防汚防藻効果はこの原理となります。

使用量についての詳細はこちらをご確認ください。

うまく施工できたかどうかをチェックする       親水性チェックとテクスチャー(表面の状態)チェック

動画は霧吹きによる親水性チェックです。

水槽外側右半分にこけ楽を施工済みです。

濡れている状態でも乾かした状態でも確認できます。 水を弾かない、丸い水玉にならない。それが親水性です。

【テクスチャーチェック】

1,水槽が濡れた状態で濡れたマイクロファイバークロスで拭いてみる

→ つるつる表面でクロスが滑る

※ こけ楽を施工した水槽表面が親水性となり薄い水膜が形成されて摩擦抵抗が少なくなっている

2,水槽が乾いた状態で乾いたマイクロファイバークロスで拭いてみる

→ クロスがひっかかってうまく拭けない 

※ マイクロファイバークロスの8nmの突起とこけ楽の数ナノの突起がひっかかっている

塗布が完了したらそのまま水槽に水を張っても問題ありません。

こけ楽の触媒は水でかつ硬化剤等は一切含まれていませんので余分なこけ楽をふき取った後はすぐに水槽内に水を張ることができます。

親水性チェックの為に乾いたクロスでふき取って霧吹きチェックすればわかりやすいですがどちらでもかまいません。

ガラス表面とマイクロファイバークロス両方が乾いている場合、突起部とクロスの先端が引っ掛かり抵抗が感じられたら非常にうまく施工できている証拠です。

こけ楽は薬剤ではありませんので新規の場合でもリセット時、水替え時いずれもすぐにフィルターを使用しても問題ありません。

フィルターを使用することにより防汚効果が弱くなることはありませんのでご安心ください。

日頃のメンテナンス

こけ楽はコケ自体の発生を抑制するものではありません。コケは一定の条件で必ず生えます。

こけ楽施工面には防汚処理がされているのでコケがついてもすぐに水流等でとれてしまいます。

水流が弱い場合は時々柔らかいスポンジ等で軽くこすってください。今までの様に力もいりません。

アクアリウムでは水質管理の為に若干の水流があり、またフィルターにより浮遊したコケや汚れを一か所に集めていたり、コケを摂取する生体がいたりします。

それらがうまく働けば「水槽面にずっとコケがつかない」状態がおきます。

例えばコケはガラス面に定着せず水流によりはがされ、フィルターに吸い込まれる

→ コケが水槽内の水草や岩・流木にだけ生えるようになる

→ 今まで水槽ガラス面のコケを食べていた生体が水草や岩・流木のコケを集中して食べるようになる

→ 水槽内のコケがなくなる (ただし、物理フィルターは今まで以上に汚れるかもしれません)

このようなことがおこります。

いずれにせよ、商品名にありますようにコケ掃除が楽になります。

「追いこけ楽」「重ね塗り」について

こけ楽施工後もあまりに放置し、こけ楽の被膜がコケや汚れで覆われ防汚効果が見られなくなった場合、従来の被膜の上に重ね塗布することで簡単にこけ楽被膜を再生出来、同時に被膜上の汚れも除去することができます。

その方法は非常に簡単で防汚防藻効果が弱くなっている部分だけ磨いて汚れやコケをとり、マイクロファイバークロスにこけ楽を染み込ませて擦り込むようにまた最初に施工したように塗布するだけです。

こけ楽の被膜のスキマ・塗布漏れの「ピンホール」はこのように何度も重ね塗布することによりどんどん少なくなっていきます。防汚効果もその都度高まります。

メンテナンスは必要な部分だけこけ楽を塗布すれば済みます。こけ楽各シリーズ(60,90,120)は表示の水槽分よりもかなり多めに入っていますので、余ったこけ楽は今後のメンテナンスにご使用いただけます。

工具を使っての施工について

こけ楽を業務用として使う場合、水族館の様な大型の水槽ではポリッシャー+バフを使用しますが、アクアリウムの場合は作業のし易いルーター+スポンジを使用すると効率良くかつピンホールの少ない施工を行う事ができます。 

それなりの金額とスキルは必要としますし少し非公開のノウハウがあります。手掛け同様スポンジツールは使わず圧がかかるようにしましょう。

詳細は最寄りのこけ楽提携ショップにご相談ください。(対応不可のショップもあります)

よくある勘違い

こけ楽はコケに直接化学的ストレスを与え抑制するものではありません。

こけ楽を大量にコケに塗りつけても何も起こりません。

コケの最大の餌場であり光の摂取場所であるガラス面に付着できなくするのがこけ楽ですので水槽リセットしてこけ楽を施工する場合はまず事前に付着しているコケや汚れを徹底的にとってからこけ楽を「塗る」のではなくガラスにこけ楽の成分を結合させるべく「少し圧をかけて」擦り込んでください。

うまく施工できたかどうかは上記の「親水性チェック」「テクスチャーチェック」を行えばわかります。

こけ楽は何度もやりなおすことができますのでご安心ください。

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