こけ楽施工法

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1,下地処理

水槽の汚れを定規やスクレーバー、固めのスポンジ等で汚れを取り去ります。

新品の水槽でも油膜が残っていると充分にコーティングできない可能性がありますので、マイクロファイバークロスや不織布、市販の油膜落とし(水槽に傷がつかず、残留しても生体に影響がでないタイプ)でしっかりと除去します。

研磨することにより油分を無くし「こけ楽」がなじみやすくする方法の理想的ですが、水槽に傷をつけない方法を選びましょう。

2,コーティング

眼鏡拭き等のマイクロファイバークロスにこけ楽を少々付け、霧吹き等で少し濡らしながら、少し圧をかけながら擦り込みます。

ヒーターやポンプ、エアチューブにも使用できます。

アクリル水槽、プラスチック水槽で傷がつくような場合は柔らかめ(薄いもの)のスポンジをご使用ください。

良く濡らしたクロスでムラを拭き取り出来上がり。

3,メンテナンス

綿状のコケが少し見えたとき、水替え時、リセット時等には簡単なメンテナンスを行ってください。
コーティング面の汚れを柔らかいスポンジやマグネットタイプのクリーナーで取り去って下さい。軽く取れるはずです。
メラミンスポンジや水槽用のスクレーパーを使用してもこけ楽は簡単にとれません(ガラス水槽のみ)
コーティングが充分でない部分を見つけた場合はその場所だけ下地の再処理 / 再塗布しましょう。

コーティングのチェック方法

コーティングがうまくいったかどうかをチェックする方法です。

コーティング後スプレーボトルで水を吹きかけます。うまくコーティングできると水を弾かず、表面にサッと広がります(親水状態)。


水をはじいて水玉ができてしまう場合(撥水状態)は下地処理を行い、もう一度上塗りすれば親水状態に変わります。

研磨粒子の入ったコーティングパッド

最適な研磨粒子が含まれたパッドを使用すると、コーティングが楽になるだけでなく、コーティング密着度が高まり、効果が長期間持続するようになります。(ガラスタイプに限ります)

【 使用方法 】

1,ガラス水槽の場合

赤い研磨粒子の入ったスポンジ面にこけ楽を少量とり少し水に濡らした状態で多少圧をかけこする様にガラス面に塗布します。

2,アクリル水槽の場合

マイクロファイバークロスをパッドに巻き付け、少し濡らしてアクリル面に刷り込みます。

EVA製等のパッドに巻き付けることにより力を均一にかけることができ、施工が楽になります。

3, プラスチック水槽の場合

柔らかいスポンジ面(画像では黒いところ)でこするように塗布します。

マイクロファイバークロスやウールで問題なければそちらでもOKです。

パッドは使用後すぐに水洗いして下さい。

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注意事項

1,水槽にコーティングする際は接合部のシリコン部分には強い力や摩擦を与えないようにしてください。 シリコン部はスポンジ等で塗布してください。

2,こけ楽使用後、特に長期間使用の予定のない場合はしっかりとフタを閉め、できればビニールテープでさらに封止する等して保管してください。 水分が飛ばなければ変質はしません。

3,こけ楽の効果度合いと期間を左右するのは下地処理と塗布時の摩擦具合です。何度も重ね塗りしても問題ありませんので親水状態が確認できるまで下地処理と塗布を繰り返してください。

4,一部水槽にはガラス表面に特殊な処理がされている場合があります。何度か下地処理/塗布を繰り返すとしっかり効果がでますのでお試しください。

5,特殊な柔らかく凹凸加工された水槽やシート(反射防止シート等)にはこけ楽の施工を避けて下さい。

6,アクリル水槽・プラスチック水槽は全体コーティング前に傷がつかないかどうか目立たないところで一度チェックしてください。

工具を使っての施工について

水草水槽等①日照時間が長い②水流が少ない③ソイル等の影響で水中に栄養分が多めの場合④水槽自体に鏡面加工が施されている等こけ楽をコーティングする場合にかなりの摩擦が必要な場合には左図のような専用スポンジ / バフを装着した回転工具を使用すると便利です。

上記専用パッドでも充分コーティング可能ですが、ピンホール(塗布漏れ)を最小限に抑え、効率よく施工できます。 工具の扱いに慣れた方にはおすすめです。

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製造販売元 合同会社マイカイ

 

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