こけ楽 使用方法

たった 1 つの事をすればいいだけ

先に、GOALを明確にしておくことにしましょう。

詳細は後に述べるとして、このたった 1 つの事を結果的に実現すればいいだけです。

有機基材(ガラス or アクリル or プラスチック)の凹部分に「こけ楽」を入り込ませ、親水性状態をつくる

「こけ楽」は上記の完成度によってはプロ仕様としてのレベルの仕上がりも可能です。

具体的には防汚防藻効果を数年間持続させることも可能となります。

基本的な使用方法の流れ

  1. 水槽ガラス( or アクリル or プラスチック : 以下略 )表面の汚れを除去する
  2. 「こけ楽」を少量きつく絞ったクロスに付け、ガラス上に薄く広く少し圧をかけながら擦り込むようにひろげる
  3. ガラス表面に余ってムラになった「こけ楽」をマイクロファイバークロス(光沢仕上げ用)軽く水をスプレーしながらふき取る
  4. 親水性チェックをおこない、ムラや欠けがあれば 2 – 3 を繰り返す

親水性をチェックする方法

防汚防藻効果を確認する簡単な方法の一つとして親水性をチェックするというやり方があります。

「こけ楽」の有機汚れや無機汚れを寄せ付けないメカニズムはその完全無機親水性という特性からのものです。 正常に施工できていれば親水性特性を目視で確認することができます。

以下の動画は水槽の外側の右側にだけ「こけ楽」をコーティングし、スプレーで水をふきかけたものです。 左側は細かい水玉となるのに対し、右側は水をはじかず、ガラス面にさっと広がります。

コーティング後直後、あるいは少し後に乾いてから親水性チェックをおこなうことにより効率的なコーティングを行う事ができます。

「こけ楽」のコーティングは施工中の多少の水濡れ(水没は施工不可)、施工直後の水濡れ・水没は問題ありません。

強固なコーティングの為に

新品の水槽であっても製造工程上の油脂汚れ等が残っている場合があります。それらはコーティングの完成度を低くするだけでなく水槽内の生体にも影響を与えます。 

無機汚れ、有機汚れとも充分に除去する必要があります。

また、「こけ楽」のコーティングは正確には「塗布」ではありません。数十ナノメートルレベルの加工をおこないます。ガラス表面の目に見えない凹部にシリカを深く滑り込ませ、その表面に薄膜を形成する、という作業です。

以下の図・画像にてそのイメージがつかめるかもしれません。

ご覧のとおり、「こけ楽」はその成分で親水性をもたせているのではなく、独自のシリカ拡散方法で形成された被膜により親水性、防汚特性を実現しているのです。

凹部に深くシリカが入り込むことにより、アンカー効果で強固な結合が実現するので長期間の効果が持続します。 完全でなければ数カ月のうちにジワジワと「こけ楽」成分は水中に流れ出てしまい防汚効果が減少してしまいます。

こけ楽はジェル状ですが、ジェルそのものは水からできており、その中に主成分であるシリカが入っています。 若干、圧をかけながら「擦り込む」事、ムラなくコーティングすること、マイクロファイバークロスは仕上げ用の毛足の短いもので丁寧に仕上げる事、それらがアンカー効果を高めてくれます。

プロ仕様にするためのツール等

本サイトのトップページでは2カ月間以上メンテナンス無しでコケが生えてきていない、という動画をアップしています。

再生回数も多くて私自身も驚いているのですが、あれは全て手作業でマイクロファイバークロス(仕上げ用)一本でコーティングしたものです。毛足の長い安価なマイクロファイバークロスでも親水性チェックさえきちんとしていれば、ある程度の効果は出せます。 

でも、そのままほおっていたらいずれコケは生えてくると思います。 太陽光線と養分さえあればコケは必ず発生します。 ガラス面につかない緑藻は浮遊しながらフィルターに吸い込まれて行っているだけですから(生物ろ過が機能していればコケは分解されます)、飽和したコケの元はコーティングのスキマに集まってきます。

ムラなくコーティングするツールとしては電動ポリッシャーがあります。 他の投稿にもありますように他用途の船体やトンネルではコーティング対象が巨大なこともあり、施工には必ず使用されます。

ただしいくつかの条件があります。

  • 小型であること : 狭い水槽内で作業しますので小さいに越したことはありません。
  • 片手で操作できること : 漏水の原因にならないようにもう片手で水槽を支える必要があります
  • 防水タイプがのぞましい : 水換え時に使用する際、水没の危険があります
  • ある程度のトルクがあること : アンカー効果を高めるため、少し圧をかける必要があります
  • コードレスが望ましい : 作業の邪魔にならないように

BOSH あたりでいいものが出ています。 スポンジバフを使用するのがいいでしょう。

こういった機材をつかうことにより、1年以上メンテナンスフリーの水槽を作り出すことが可能です。

あとがき

私見ですが

私は「こけ楽」は数カ月機能してくれればまた重ね塗りすればいいのでは、と思っています。

水槽を手入れするときにガラスも、枠部分も、チューブも、フィルターも心を込めて手入れついでにコーティングするルーチンができるはずです。

1年間水替えしないということはまずありませんし、「こけ楽60」といっても60センチ水槽にしては随分多めに入っていますから(2回分以上)たっぷり使えばいいと思います。

それでも掃除の労力や回数はぐん、と減ると思います。 コケ掃除の手間が楽(こけ楽)になります。

これも他投稿で詳しく公開したいと思っているのですが、成分には生体に影響を与えるものは100%入っていません。触媒(バインダー)ですら完全無機(水100%)ですから。

安心してご使用いただいていいと思います。

また、「こけ楽」自体は完全無機ですので変質・変色しません。よってその機能自体が変わることはありません。 その持続性や効果は施工方法・コーティング状態次第でどうにでもなるのです。

今回「こけ楽」発売にあたっていろいろ取材していると、ブリーディングやコンテスト、画像販売等々、随分とアクアリストの「プロ」がいらっしゃることに気が付きました。

その方々には上記のポリッシャーをご使用いただくのもよろしいかと思います。

メンテナンスフリーですので「こけ楽」を最大活用してプロとしての仕事に専念いただけると思います。

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