コケ(藻類)とつきあう
苔は光合成もしますし、水質を安定させます。そういう意味ではコケを絶滅させる=水槽の中の環境にも影響を与えてしまうことが少なくありません。
水槽面に何もしていなければコケはそのわずかな凸凹の中に活着し、外からの光を独り占めしてすくすくと生育します。
こけ楽 はコケがガラス面に活着するのを防ぎます。水槽内に浮遊しているコケの元は底面に落ちていくか、フィルターに吸い込まれて物理ろ過装置であればフィルターにひっかかり定期的な掃除でごみと一緒に廃棄されますし、生物ろ過であればバクテリアの餌となります。
こけ楽 の上にうまく活着したコケがあったとしてもその活着具合は弱弱しく、やわらかいスポンジや磁石タイプの掃除具で簡単に拭き落とすことができます。
コケ掃除のストレスと大切なおさかなが星になってしまうストレス、水槽内の視界が悪く折角のレイアウトとおさかなの状態が見えないストレス、それらから解放されるのです。
視界がよくなるのは3つの理由があります
一つはもちろんこけ楽は防汚剤ですので汚れとコケがつきにくくなること。
二つ目は実はこけ楽は透過率がガラスより大きく、光の反射角も小さくなります。 したがって、水槽面に当たった光は反射せずに水槽の中に今までよりも多く入り、水槽面自体の透明度がぐん、とあがるのです。
三つ目は、これは水槽の外側に塗布した時におわかりいただけると思いますが、外側の汚れが付きにくくなるだけでなく(手垢とかもつきにくくなります)、こけ楽の親水性作用により、水槽面表面に静電気が起きにくくなりホコリがつきにくくなるのです。
見違える、といえば言いすぎでしょうか
水槽面の透明度が一気にあがることによりまるで中の水まで綺麗に見えます。
逆に水質が低下するとすぐにわかるようになります。グリーンウォーター、ブラックウォーターがうまく機能しているかどうかも目視できるようになりますね。
水替えのたびにそぎ落としたコケが水を汚濁させ、水替えの量が必要以上に多くなることによりおさかなの色が一気に色褪せたり、ヤマトヌマエビがいきなり脱皮をはじめたり、水草の新芽がでなくなったりすることがなくなります。
世話や手入れをする時間よりアクアライフを楽しむ時間が増えるのは言うまでもありません。
#こけ楽があれば