【立ち上げ初日】水を入れた瞬間にやってはいけないこと:魚をすぐに入れてはいけない科学的な理由

アクアリウムの準備が整い、いよいよ水槽に水を注ぎ、フィルターのスイッチを入れる瞬間。アクアリストにとって、これほど心が踊るシーンはありません。しかし、この「立ち上げ初日」こそ、実は最も慎重にならなければならない時でもあります。 今回は、初心者が絶対にやってはいけない最大のミスと、一年後の成功を左右する「初日の正しい過ごし方」について徹底的に解説します。

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絶対の鉄則:その日のうちに魚を放さない

ショップで元気に泳いでいる魚を見ると、すぐに自分の水槽でも泳がせたいという気持ちになります。しかし、立ち上げたばかりの水槽は、見た目がどれほど透き通って見えても、魚にとっては「猛毒の部屋」と同じです。

その理由は、バクテリアによる「硝化サイクル」が機能していないからです。魚が排泄するアンモニアは猛毒ですが、立ち上げ初日の水槽には、それを分解するバクテリアが一人も住んでいません。トイレや下水道が整っていない部屋に、魚を住まわせるようなものなのです。

初日にすべき「監視」と「チェック」

魚を入れない初日に、私たちは何をすべきなのでしょうか。それは、全ての飼育機器が「正常に」動いているかを厳重にチェックすることです。

  • フィルターの動作確認: 水の流れはスムーズか、異音はしていないか、接合部から水漏れは起きていないかを確認します。
  • ヒーターと水温計: 設定温度まで正確に、かつ均一に水温が上がっているかを見届けます。冬場は適温になるまで時間がかかるため、安定を確認するまでが初日の仕事です。
  • 水の透明度チェック: 注水直後の細かなチリや気泡がフィルターで濾過され、水がクリスタルのように輝き出すまで、丸一日はフィルターを空回しさせましょう。

メンテナンスを劇的に楽にする「最初の一手」

これから長い付き合いになる水槽を美しく保つために、私は水を注ぐ前に必ず**「こけ楽(kokeraku.com)」**でコーティングを済ませています。

「こけ楽」の最大のメリットは、塗布してすぐに注水ができる即効性です。乾燥を待つ必要がないため、セットアップのついでに塗っておくだけで、将来のコケ掃除の苦労を半分以下にしてくれます。バクテリアが定着し始める大切な時期に、余計なコケの発生を抑えることは、水質を安定させる近道でもあります。

「立ち上げ当日のチェックリスト」

まとめ

アクアリウムは、自然のリズムを待つ趣味です。初日は焦らず、機器の動きを眺めながら、数日後に迎える魚たちの名前を考える。そんな穏やかな時間を過ごしてみてください。

 

 

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